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ホースの選び方
ブレスライダーのホースの繋ぎ方またはホース選びに関するお問い合わせを多く頂いています。
ホースは専用のものを必要とせず、市販のホースでもご使用頂けます。ただし、搬送するモノの材質に適したホースを使用するのが好ましいです。(例:食品用、薬品用、耐摩耗、耐圧など。)
ブレスライダーの吸引口と吐出口は同じ口径ですので、ホース内径がそれに合えば前後同じものをご使用頂けます。ホースサイズは多少前後しても、ホースバンドで固定すれば使用することができます。
ブレスライダーの型番毎のホースサイズは以下の表を目安にお選びください。ご覧の通り吸引側、吐出側の必要ホース内径は同じです。(FK型は型式に関わらずホースサイズが変わりません。)
適用ホースサイズ表
型式名称 | 吸引側ホース内径 (寸法:mm) |
吐出側ホース内径 (寸法:mm) |
圧空側ホース内径 |
---|---|---|---|
FK-3 | 16 | 16 | 8A (1/4B) |
FK-5 | |||
FK-6 | |||
FK-8 | |||
K-10 | 21.5 | 21.5 | 8A (1/4B) |
K-20 | 32 | 32 | 10A (3/8B) |
K-30 | 50.8 | 50.8 | 15A (1/2B) |
K-40 | 50.8 | 50.8 | 15A (1/2B) |
K-50 | 63.5 | 63.5 | 15A (1/2B) |
K-60 | 76.2 | 76.2 | 20A (3/4B) |
K-75 | 101.6 | 101.6 | 20A (3/4B) |
K-100 | 127 | 127 | 25A (1B) |
K-125 | 152.4 | 152.4 | 25A (1B) ※ |
K-150 | 203.2 | 203.2 | 25A (1B) ※ |
- (注) ホースサイズはメーカー毎に異なります。詳しくは各ホースメーカーの寸法表をご確認ください。
- ※ K-125型及びK-150型の圧空エアホース口は2か所になります。
ホースの繋ぎ方
繋ぎ方は簡単で径の合ったホースをブレスライダーの前後に挿し込むのみです。ホースバンドを付けるとより安定します。粉粒体であれば、ブレスライダー1台で20m程(※1)の搬送ができますので、ホースの長さの目安としてください。
また、ブレスライダーを直列接続することで、搬送距離の延長・吸引力のアップは可能です。(図1)
先端の形状がストレートな方が吸引口、タケノコ形状側が吐出口となります(※2)。
吸引側のホースを長くし過ぎると吸引力が落ちますので、吸引側のホース、配管は出来るだけ短くすることを推奨しています。(図2)
- ※1 各種条件により搬送可能な距離は変わります。
比重が重い、または垂直距離が長いと搬送できない場合があります。 - ※2 FK型は両端ともストレート形状になっております。
【図1】直列での接続例
【図2】吸引側ホースの長さについて
静電気対策について
ホース内を流体が流れますとホース内外で摩擦による静電気が発生します。粉体の場合だと特にホース内側に粉がこびりつき搬送の妨げとなったりします。外側に発生する静電気は近くに引火性の高い物があると火災や粉塵爆発などの危険性があります。
ホースの静電気対策にはアースを使います。アース線入りのホースを使うか、アースを取って電気の逃げ道をつくることで対処できます。
ブレスライダーは電気を一切使わず、圧縮空気のみで使用することが出来るので防爆エリアでの使用に適していますが、静電気対策は必要です。