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コンプレッサーのこと、圧縮空気のこと、作業環境のこと、粉粒体搬送装置のこと、ブレスライダーの限界など、ブレスの技術陣がお答えします。
なんでもご質問ください (→ お問い合わせフォームはこちら。)
ブレスライダーの機種選定方法は?
ブレスライダーは、時間当たりの搬送量から機種を選定することをおすすめします。
内径の大きい(型番の大きい)機種ほど搬送量は多くなります。その他検討事項としては、搬送物の形状や供給エアー量等を考慮してください。
搬送距離が長いけどブレスライダーは使用できるか?
粉粒体であれば、ブレスライダー1台で20m程(※各種条件による)の搬送ができます。
それ以上の距離になると、間隔をとって2台、3台…と直列接続することによりブレスライダーの搬送距離を延長できます。
ブレスライダーを使用して高所に搬送できるか?
搬送物にもよりますが、米ぐらいの粒径比重のものですと高さ10m程(※各種条件による)の搬送は可能です。
ブレスライダーの材質変更(磨耗対策、サニタリー仕様、etc…)は可能か?
また1点でも製作可能か?
標準品はアルミ製ですが、SUS製、PVC製、S45C焼入製など別作可能です。
その他ご希望の素材があればご相談ください。また製作個数も1点から対応いたします。
ブレスライダーをコンプレッサーエアではなくブロワーエアで使用できるか?
ブレスライダーを使用するには、一定以上の供給エア圧力(0.5MPa理想)と風量が必要となります。
ご使用状況にもよりますが、コンプレッサーの圧縮エアでのご使用をお勧めいたします。
ブレスライダーに、ねじ切り・フランジ取付等の追加工はできるか?
対応可能です。ご希望の仕様にてブレスライダーを製作させていただきます。
ブレスライダーの片側だけがタケノコ形状になっているのはなぜか?
タケノコ側が吐出口となります。増幅した風の勢いでホースが抜けないように設計されています。先端の形状がストレートな方から吸い込み、タケノコ形状側から吐き出されます。
ブレスライダーのホースの繋ぎ方や選び方が分からない。
こちらををご覧ください。(→ブレスライダーのホース接続例。)
ブレスライダーの供給エア圧力は足りているのに思った通りの性能が出ないのはなぜか?
以下の点をご確認ください。
- コンプレッサー出力が足りていない可能性があります。
- コンプレッサーからの供給エアホースが、使用ライダーのエア接続口よりも細くなっていると必要なエア流量を満たすことができません。
- ワンタッチ継手等を使用しますと、エアの圧損になりますので十分な性能が得られない可能性があります。極力使用を避けて、製品付属のタケノコでご使用ください。
- 吸引側のホース、配管はできるだけ短くすることを推奨しています。
- 吸引時には、外気を導入しながら吸引してください。搬送物で吸引口を閉じてしまうと、大気エアを巻きこむことができなくなります。
FK型とWK型の違いは?
FK型(内径φ3〜φ8)は少量搬送に適した機種です。WK型は伸線酸洗い工程におけるエアブロー乾燥などが、より効果的に行えるように工夫した機種です。
リピートタンカーとマッハブレスタンカーの違いは?
リピートタンカーは吸排機本体のみの仕様です。ドラム缶等の容器はユーザー様にてご用意ください。
マッハブレスタンカーは台車、ドラム缶等がセットになった仕様ですので、すぐにお使いいただけます。 吸引能力は、マッハブレスタンカーの方が強力です。
リピートタンカーは市販のドラム缶(200リットル)で使用可能か?
使用可能です。
リピートタンカーは酸・アルカリの吸排に使用できるか?
オプションで交換用パッキン、SUS製フレキシブルホース等用意しています。
ブレスパワフルは、どういった使用方法があるのか?
本機は真空発生機になっておりますので、容器を真空にしての液体の吸引や、吸着パッドを取付てワークの移動など様々な応用がきく製品です。
ブレスガンには、ノズルや集塵袋等が付属しているのか?
すべてセットになっています。部品の追加購入は不要で、すぐに使えます。
ただし、深穴吸引ノズルのみオプション品となっており、別途購入が可能です。